ゲイがノンケに片思いする映画!浜崎あゆみは「渚のシンドバッド」の女優時代からLGBTの味方だった

 

ゲイがノンケに片思いする映画!浜崎あゆみは「渚のシンドバッド」の女優時代からLGBTの味方だった

・浜崎あゆみの「東京レインボーパレード2018」のメッセージ
・映画「渚のシンドバッド」は浜崎あゆみが女優で出演する、ゲイからノンケへの片想いの物語
・浜崎あゆみとゲイの伊藤くんが打ち解け合うときの会話
・浜崎あゆみは一貫してゲイの伊藤くんの味方だった
・人が人を好きになる深遠さを映画「渚のシンドバッド」は教えてくれる
・浜崎あゆみは映画の中でも現実世界でもゲイの味方だった

・浜崎あゆみの「東京レインボーパレード2018」のメッセージ

LGBTをはじめとする性的マイノリティーへの理解を深める日本最大級のイベント「東京レインボーパレード2018」に出演して7曲を歌い上げた浜崎あゆみのメッセージは印象的だ。

「デビューしたての頃、20年くらい前に生きるのがつらくなって、どうしたらいいのかなと思って初めて行ったのが(新宿)二丁目で、それ以来自分のホームのような気がして、二丁目に帰ったらお母さんたちが待っとってくれて『きょうは飲んどき』って言ってくれたり、嬉しい時、喜怒哀楽すべてを二丁目の仲間たちとともに過ごしてきたからこそ、今の私があると思っています」

「まだまだ日本はコンサバティブ(保守的)ですから、マイノリティーが間違い、社会的弱者というイメージが拭えないという部分はあります。でも、マジョリティーが勝ち組で正しいということは絶対にないと私は思っています、これから先も生きるのに肩身が狭くなったり諦めたりする瞬間があると思いますが、この日のことを思い出してください。ずっとずっと自分に誇りを持って進み続けていってほしいと思います。私もマイノリティーのひとりとして、みなさんと一緒にこれからも一緒に歩ませていただきたいと思っています」

 

 

・映画「渚のシンドバッド」は浜崎あゆみが女優で出演する、ゲイからノンケへの片想いの物語

ぼくが浜崎あゆみのこのメッセージを感慨深く思ったのは、ぼくが浜崎あゆみの出演している「渚のシンドバッド」という映画をとても好きでずっと見ていたからだった。「渚のシンドバッド」は1995年に公開された橋口亮輔監督の作品。監督はゲイであることを公表しており、「渚のシンドバッド」は高校生でゲイの伊藤くんが同じクラスのノンケの吉田くんを好きになってしまうという物語だ。浜崎あゆみも同じクラスの突っかかりにくい個性的な女の子の役だが、この浜崎あゆみがめちゃくちゃ可愛い!まだ歌手としてデビューする前のとんでもなく可愛い浜崎あゆみが、映画の主要人物として登場するこの映画はそれだけで一見の価値がある。しかしそれよりもぼくはこの映画の内容がものすごく好きなので、何度も見返してしまう珍しい映画のひとつだ。

映画の中で、ゲイの伊藤くんが密かにノンケの吉田くんに片思いしていることを敏感に察知した浜崎あゆみは、伊藤くんに興味を抱きつきまとうようになる。伊藤くんも最初は浜崎あゆみを鬱陶しがっており、吉田くんを好きなことも否定していたが、徐々に打ち解け、吉田くんを好きであることを浜崎あゆみに明かすまでになる。伊藤くんはゲイで誰にも言えずに吉田くんを好きなことですごく悩んでいたのに、それを初めて他人に話して心が軽くなるかのようなシーンは繊細で情感が溢れていて涙なしでは見られない。ゲイは基本学校で同級生を好きになっても誰にも相談できずに孤独に思い悩む運命にあるので、こんな風にだれかに聞いてもらえたらどんなに楽だったのだろうと、当事者としては自分と重ね合わせて見てしまう。

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・浜崎あゆみとゲイの伊藤くんが打ち解け合うときの会話

その時の映画の中の会話はこんな感じ!文字にしてもこの情感は伝わりにくいから、やっぱり映画で見てほしい!

浜崎あゆみ「ねぇ、吉田くんにさ、あんたが好きだってこと言った?」

伊藤くん「吉田に?…言ったよ」

浜崎あゆみ「何だって?」

伊藤くん「何だってって…こう、ボーンって、突き飛ばされちゃた」

浜崎あゆみ「何で?」

伊藤くん「何でって…抱きついたから?」

浜崎あゆみ「いきなり?」

伊藤くん「いきなりじゃないけど、向こうがさーそう言うから」

浜崎あゆみ「言うからって、結構大胆なことできんじゃん(笑)」

伊藤くん「そうかな?でもさ、突き飛ばされた時、なんか一瞬グレて、ウリ専行こうかと思っちゃった」

浜崎あゆみ「ウリ専って何だっけ?」

伊藤くん「いやウリ専って…おじさん相手に体売って、お金もらうの」

浜崎あゆみ「儲かるの?」

伊藤くん「少しはね」

浜崎あゆみ「あーとかうーとか言うの?(笑)」

伊藤くん「多分ね(笑)」

浜崎あゆみ「あーとか、うーとか!」

伊藤くん「あーとか、うーとか!」

 

 

・浜崎あゆみは一貫してゲイの伊藤くんの味方だった

しかし皮肉なことに、吉田くんの好きな人は浜崎あゆみだったのだ。それでも浜崎あゆみは一貫してゲイの伊藤くんの味方だ。吉田くんは伊藤くんが自分のことを好きなゲイだとわかっても、今まで通り接してくれる友達思いの性格だったが、それでも伊藤くんのいないところで浜崎あゆみと2人で会話していると「俺は伊藤みたいな変態(男を好きになる男)じゃないから」と発言している。それに対して浜崎あゆみは怒り狂い、吉田くんの家で暴れまくるのだった。

 

 

・人が人を好きになる深遠さを映画「渚のシンドバッド」は教えてくれる

吉田くんが浜崎あゆみに好きだと告白しても、浜崎あゆみはただ伊藤くんの味方をして吉田くんに怒ってくれるシーンはぼくの中ではかなり感動的だ。ゲイでノンケを好きになったことのある人、ゲイは男しか好きになれないしノンケは女しか好きになれないという運命を突きつけられた経験のある人ならば、深く考え込んでしまう印象的なシーンに違いない。男が男を好きになること、男が女を好きになること、その複雑さや難しさや危うさや脆さや深遠さを、この映画を見て考えずにはいられない。

吉田くん「相原…俺、お前のこと好きだから」

浜崎あゆみ「私の何が好きなの?」

吉田くん「何って…理由なんてないよ」

浜崎あゆみ「じゃあ私が男でも好きになった?」

吉田くん「何言ってんだよ」

浜崎あゆみ「答えてよ!私が男でも好きになった?」

吉田くん「好きになったかもしれないけど、好きの種類が違うだろ」

浜崎あゆみ「どう違うの?」

吉田くん「俺はちゃんと好きなんだよ。友達とか、そういうのじゃなく、ちゃんと好きなんだよ」

浜崎あゆみ「伊藤くんだってちゃんとあんたことの好きなんだよ」

吉田くん「だって、あいつは男だろう」

浜崎あゆみ「男だから何?男じゃダメなの?」

吉田くん「男とは寝れないだろ」

浜崎あゆみ「じゃあ女とだったら?」

吉田くん「…寝れる」

浜崎あゆみ「…私とだったら?」

吉田くん「…寝れる」

浜崎あゆみ「私が男でも寝れる?」

吉田くん「さっきから何言ってんだよ!」

浜崎あゆみ「吉田くん私のこと好きになったんじゃないよ、私が女だから好きになっただけだよ」

吉田くん「だって最初から相原は女だろう」

浜崎あゆみ「やりたいだけなんだよ」

吉田くん「違うよ!…ただ好きなんだよ」

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・浜崎あゆみは映画の中でも現実世界でもゲイの味方だった

このように映画「渚のシンドバッド」では、浜崎あゆみは常にゲイの伊藤くんの心からの味方であったことがぼくの中ではとても印象的であった。もちろんこれは1995年の単なる映画の中の役に過ぎないが、時を経てメガアーティストに成長した浜崎あゆみが2018年でも映画の中のように変わらずにゲイの味方であったことに、不思議な感動を抑えることができない。

 

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