風間くん「舌を入れるな〜〜〜!」
友情というより同性愛的?!しんのすけと風間君はディープキスするほど仲良しだった
目次
・しんのすけと風間君の友情の絆は深すぎてもはや同性愛的だ
クレヨンしんちゃんは、日本で大人気の国民的アニメだ。主人公の野原しんのすけには、通っているふたば幼稚園に様々な友達がいる。風間くんにネネちゃん、マサオくんにボーちゃんが仲良しの友達だ。そんな中でも風間くんだけは、しんのすけのことを「しんちゃん」とあだ名ではなく「しんのすけ」と呼び捨てにし、心の距離の近さが感じられる。
しんのすけと風間くんの間には、特別な関係性が築かれているように見える。基本的にはマイペースで破天荒な性格のしんのすけがとんでもないことをやらかし、それに対して常識的で分別のある風間くんが怒ったり突っ込んだりするという構図が成り立っている。しかし2人の関係性はそのようなノリツッコミのありふれた形式に留まらない。しんのすけと風間くんは、やたらとイチャイチャしているのだ。
よくあるのはしんのすけが風間くんにいたずらをして、それに対して風間くんが思いがけず感じてしまい、恥ずかしくなってしんのすけに怒るというが典型的なパターンだ。ここではその例を詳しく見ていこう。
・しんのすけはいつも風間くんの耳に息を吹きかけて楽しんでいる
しんのすけが風間くんにいつもやるのは、耳に息を吹きかけるといういたずらだ。これをされると風間くんはいつもしんのすけを怒るが、されたその瞬間には頬を赤らめて嬉しそうな感じているような顔をするのでまんざらでもない様子がうかがえる。
・しんのすけは風間くんの耳をハミハミする
また耳に息を吹きかけるというのから派生して、耳をハミハミするというパターンもある。こっちの方が肉体的接触があるので風間君の感じ方や怒りも大きいものとなっている。
・「思い出のパース旅行だゾ」では事故でキスする
またアクシンデントではあるが「思い出のパース旅行だゾ」ではサンドスキーをしていたしんのすけと風間くんがキスをしてしまうというシーンまである。
・「桃太郎のお供だゾ」ではディープキスまでする
それだけならばまだよくある戯れ程度の友情かもしれないが、「桃太郎のお供だゾ」ではサルのしんのすけが「まぁ綺麗な瞳」と言いながら桃太郎の風間くんに口づけするシーンがある。この時の風間君は「舌を入れるな〜〜〜!」と絶叫しているところがなかなか生々しい。本当に子供向けのアニメだろうか。
・しんのすけはお姉さんが大好きなのに時々同性愛的となる
このようにディープキスをしたことがあるほど、2人の関係は親密なものだった。もはや友情というよりは同性愛的、BL的であるとも感じられる。
不思議なのはしんのすけは美人のお姉さんが大好きなのに、なぜか風間くんにだけは男友達でもかなり性的な絡みをしたりちょっかいをかけているということだ。一体しんのすけはどんなキャラクターとして仕上がっているのだろうか。綺麗なお姉さんも好きだし、男の子にもちょっかいをかけることで、より性的に活発な様子を描いているのだろうか。
普通お姉さんが大好きだったりする普通の男の子だと、同性愛的なものを敬遠する傾向にあると思われるが、しんのすけは敬遠するどころか自ら同性愛的となり、どんな種類の人に対しても寛容な姿勢を崩さずにいる。クレヨンしんちゃんの映画にはよくオカマが出てくるが、最初は気味悪がっていてもすぐに打ち解けしんのすけはオカマさんたちと仲良くなっていた。クレヨンしんちゃんの魅力は常識にとらわれないその破天荒な性格と同時に、誰も傷つけることがない否定しない視点や寛容な姿勢にあるのかもしれない。
・同性愛について