人と異なる旅路

 

人と異なるなと怯えた魂が泣き叫ぶ
わたしとあなたは交わらぬ定め
たとえ縁あって共に暮らしていたとしても
わたしとあなたは違う色の岸辺

人と異なることで心を殺されながら
この世を走り抜けた日々をあなたは知らない
人と同じことで安らかに生きればいいのだと
甘えた生き様がこの身に突き刺さる

あなたのように生きられればよかった
疑いもなく人と同じようになれる人生
ここから消えろと殴る雨に打ちひしがれて
傷付きながら生まれ変わる時を願った

人と異なる人を愛するのなら
人と異なる旅路を急ぐしかない
人と異なる愛を求めるのなら
人と異なる真理を導くしかない

異国を彷徨いながら生きることが
はじめから決まっていたみたいだ
誰とも同化しない運命の軌道が
魂の巡礼を突き動かしていく

 

 

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