どうでもよくない人

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もう一度会いたいとぼくは言えない
どうでもいい人になら言えること
いちばん言いたいあなたには言えない
言葉はなんのためにあるのだろう

深く傷つけ合う運命だったから
もう会わないことでしか生きられなかった
心のままに離れられずにいたら
身を滅ぼされて立ち上がれないことを悟った

少し争っただけならばすぐに許し合うだろう
笑ってまた会えるはずだと気軽に歩くだろう
深く関わらないからこそいつでも誘うだろう
傷つくほどの仲じゃないから縁は続くだろう

いちばん近くにいていちばん大切だった
好きだと抱き合って秘密のキスをした
死んでも離れたくない人ほどどうして
もう二度と巡り会えない季節に置き去り

ぼくはきっと明日どうでもいい人に
ごめんねと言って仲直りするだろう
本当に会いたい人には会えないまま
魂はかけがえのない喪失を彷徨う

 

 

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3 件のコメント

  • 少し前にこちらのブログを見つけ、少しづつ、大切に読ませて頂いています。

    僕も水色的少年様とほぼ同じようなセクシャリティで、似たような恋愛、失恋、経験をしてきました。

    とにかく苦しくて苦しくてたまらない日々を過ごしてきました。
    頭の中、自分の中では、それらを分かっているつもりであるものの、その思いを人に伝えようとするとうまく言い表せず、結局自分一人で抱え込むしかありませんでした。

    水色的少年様の書く文章を読み、本当に自分の気持ちを完全に言語化して代弁してくれているような感じがして、泣きながら感謝しています。

    本当にありがとうございます。

    ちゃんと仲間はいるんだと思え、それだけでどれだけの救いになるか分かりません。

    ありがとうございます。

    • コメントをありがとうございます。そしてブログを少しずつ読んでくださっているとのことでとても嬉しいです。

      ぼくは最初このブログで同性愛のことは書かずにいたのですが、自分にしか表現できないものは何かと突き詰めていったところ
      過去の苦しかった恋愛のことを書かずにはいられないと感じました。

      昔のことなのでもう彼のことを思いながら泣くような季節はとうに終わっていたのですが
      記事を書いていくうちに当時の悲しみや切なさや孤独が心の中に蘇り、気付けばいつも泣きながら文章を書いていました。
      昔の恋愛であったとしても、時の流れはあの悲しみを全く色褪せさせることなく、
      まるで冷凍保存されたかのようにあの日々の記憶と痛みが、文章を書くぼくの心にそのままの感覚で去来した不思議な感覚は忘れられません。

      泣きながらも必死に書いた、魂のこもった文章はやはり同じ経験を持つたくさんの人に伝わるのかもしれません。
      同じように苦しんでいる人へと文章が届けばいいなと思って書いていたので、その願いが叶ったようで救われた思いです。

      このブログは精神を集中させないと書けないので、多忙な今は更新が少ないですが
      またやがてたくさん創造できると思います。時間があればまたチェックしてみてください。

  • お返事ありがとうございます!

    水色様も僕も、こちらを訪れる他の人も、一人の人を死ぬほど好きになって、そしてたくさん苦しい思いをしました。
    そこから得るものは何か宝物や学びやたくさんあると思うのですが、でもそれだけで終わりではないはずです。
    これからまた新しく、この人こそ本物だと言えるパートナーとの出会いがあるのだと信じています。
    一番大切だったものを手放した先には、もっと素敵でもっとぴったりなものを手に入れられるような、そんな気がしてなりません。

    過去の記事を読みながら、次の更新を楽しみにしています!

    ぜひまたコメントさせてくださいね。
    ありがとうございます♪

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