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男を好きになると
知られてしまったならば
誰もが気味悪がって逃げ出すと
ずっと思い込んでいた
知られてはいけない
知られてはいけない
閉ざした心は氷のように青ざめて
生きる国はいつも荒野だった
ぼくが男を好きになる男だと
あなたがこの世で初めて知った
ぼくがあなたに好きだと告げることで
ぼくの秘密は瞬く間に氷解した
でもあなたは逃げなかった
ぼくを好きだと抱きしめてくれた
優しくキスをしてくれて
同じ濡れた果実を慈しみ合った
ぼくが異人(まれびと)だと知りながらも
生きていてもいいと愛をくれた
あの時からぼくとあなたとの日々は
尊く美しい宝物になったの
たとえ時が経とうとも
色褪せてしまうことなんてない
あなたがぼくを裏切った後でも
価値が薄れてしまうことさえない
あらゆる時代と国を超えて
神聖な宝石は永遠に輝く
思い出を抱きしめて生きていくわ
あなたがどんなに遠くにいても
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両思いに!大好きなノンケの親友に告白したら毎日「好きだよ」と抱きしめてくれるようになった
大学時代、ノンケの彼とゲイのぼくは会うたびにキスするようになった
ノンケの親友とゲイのぼくは、同じ果実をお互いに触り合って同じ快楽と幸福を感じた
ノンケは男の体に興味を持ったり発情しないというのは本当か?
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言われるはずのない同性愛の人生の中で、ノンケの彼はゲイのぼくに「愛してる」と告げた
同性愛者として生まれた水色の少年は、この人生で幸せにはなれないのだと悲しい覚悟をした
「自分だけ幸せになりたかった」とノンケの彼は告白し、それ以来ぼくは彼の部屋を訪れることはなかった
ノンケの彼がゲイのぼくと恋愛しても何ひとつメリットなんてないから、彼の「好き」という言葉を尊いと感じた