どれくらい自分の果実で
遊ぶのと君は尋ねた
ぼくは恥ずかしくなって
すぐに君から顔を隠した
俺は毎日だと
告白した君の笑顔
まだ誰も触れていない果実を
君は毎日触るんだね
ぼくも毎日だよと
君の頬に口づけをする
君はとても嬉しそうに
秘密を明かされたことを味わう
ぼくたちだけの秘密だよ
誰にも言ったりしないよ
自分の果実で遊ぶなんて
誰にも言えないことだから
お前も毎日なのかと
とても愛しそうにぼくに触る
ぼくの果実はとけちゃいそうだよ
君の果実もとけそうになる
秘密を明かした楽園で
秘密の果実を触りあう
ぼくらの果実はひどく潤い
ぼくらの果実はひどく拙い
触っているだけでも恥ずかしいのに
毎日触っているだなんて
絶対誰にも言えないね
ふたりだけの世界に隠そう