秘境にて

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ひとりでよく頑張ったね
たったひとりにしてごめんね
そう言ってあなたを抱きしめたい
髪を撫でてあげよう眠れるまで

置き去りにされたはずなのに
置き去りにしてしまった気がする
遠ざけられたはずの過去なのに
あなたを遠ざけ傷つけたのかもしれない

ふたりが遠く離れた運命に
どんな理由を充てても儚い
星が決められた軌道を描くように
ぼくたちはもう会えなくなった

どんなに時が経っても
あなたに告げられた愛を忘れない
どんなに傷つき疲れ果てても
あなたを思った炎を絶やせない

ぼくがあなたにされて嬉しかったことを
あなたに全部できたらいいのに
返されないと泣いた季節を終えて
今 すべてを与えたいと願った

 

 

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2 件のコメント

  • おそらくあなたの原点を知る僕にとって、
    この詩は、痛いほどにわかります。
    愛されること、愛することに飢え
    なお満たされていたあの時代のあなたを
    ふと思い出しました。
    ちなみに今回の記事に引っかかったきっかけは
    画像の宿場町でした。
    確かに秘境ですが、僕にとっては地元に近いのです…

    • えーそうなんですね!!!まさかこの場所を特定されるとも思わず、あまりに美しい街並みだったので気軽に貼ってしまいました!

      実はこの詩は、奥飛騨にある古民家の温泉旅館に泊まった時に書いたのですが、こんな秘境においてもあの人のことをふと思い出してしまうのかという思いを込めて「秘境にて」と題をつけました。だから秘境とは、奥飛騨の山の中のことなんです。

      しかしこの詩に合う画像を自分のカメラから探そうとしたところ、車中泊して早朝に訪れて誰も通る人もいなかった奈良井宿の美しい風景が最も合うと感じ、木を基調としている昔ながらの文化圏という意味で奥飛騨と通ずるものを感じたので、秘境っていうのは奈良井宿のことじゃないけど奈良井宿の画像を貼ってしまいました!w 今は岐阜県の馬籠宿の近くに宿泊しています。もしかしたら理星人さんの故郷も旅の途中で通り過ぎているのかもしれません。

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