ひとりでよく頑張ったね
たったひとりにしてごめんね
そう言ってあなたを抱きしめたい
髪を撫でてあげよう眠れるまで
置き去りにされたはずなのに
置き去りにしてしまった気がする
遠ざけられたはずの過去なのに
あなたを遠ざけ傷つけたのかもしれない
ふたりが遠く離れた運命に
どんな理由を充てても儚い
星が決められた軌道を描くように
ぼくたちはもう会えなくなった
どんなに時が経っても
あなたに告げられた愛を忘れない
どんなに傷つき疲れ果てても
あなたを思った炎を絶やせない
ぼくがあなたにされて嬉しかったことを
あなたに全部できたらいいのに
返されないと泣いた季節を終えて
今 すべてを与えたいと願った