島巡りの水色
ひとつひとつに意味があることを 見逃しながら舟は進んだ 繋がり合って描き出す星座を 見下ろす翼もなく時は流れた 海流から運ばれてくる歌には 何ひとつとして同じ言葉はない それなのにあらゆる涙に…
ひとつひとつに意味があることを 見逃しながら舟は進んだ 繋がり合って描き出す星座を 見下ろす翼もなく時は流れた 海流から運ばれてくる歌には 何ひとつとして同じ言葉はない それなのにあらゆる涙に…
異国を旅して彷徨い果てても 私たちが必ず辿り着くのは 歩き始めた遥かなる源流 光に揺らぐ森の中の清流 最初から知っていたものを見失い 最後にもう一度見出すことで 人は一生を終えていく 秘境の川…
誰もが秘密を持っている 誰にも言えない悲しみを抱えている バレたら生きてはいけないと怯えながら 絶え間なく降り注ぐ否定を見つめている 誰もが秘密を暴きたがる 誰にも言えない恐れを嗅ぎつける 自分だけが知った…
誰もが言えない秘密を持っている 誰もが密かに何かを憎んでいる 誰もが密かに何かを妬んでいる 誰もが密かに何かに怯えている 秘密を告白すれば世界は崩れてしまうだろう 言葉は秘密を守るための固い城…
話せる間にたくさん話したね その手の温もりをいつでも感じてた 与えられる限りを等しく与え合い 生きる日々を惜しみなく共に過ごした それが一番に大切なことだった この世を去ったあなたをぼくはもうふり返らない …
線路を走らなければ生きられないと 怯えた者たちが軌道へと帰る 置き去りの魂だけが孤独に戻る 共に旅することを期待してはならない 死ねば容易く別れゆくものならば それを永遠の誓いとは呼べない 何度も巡り会うた…
天空へと舞い上がる火炎と 大地を叩きつける水が結実する 最も遠いものが最も近い揺らぎ ぼくたちが信じるものはいつも儚く移ろう 激流によって閉ざされた怒りが 燃え盛る水飛沫として虚空を支配する 人々によって植…
罪を犯さなければ生きられない者 間違えなければ息のできない者 たとえ心が滅ぼされたとしても 密かに魂だけを旅立たせてゆけ 肉体はやがて老い朽ちるだろう 愚かさは生きる度に深まるだろう それでもなお燃え尽きな…
あなたの悲しみをぼくは担えない あなたの悲しみをぼくは知らない たとえまやかしの救いがあなたを訪れようとも ひとときの癒しはあなたを苦しめるだけ ぼくではない他の誰かが ぼくを救うことをただ待っていた ぼく…
全てはリンガによって生ずる 少年たちが女体を必死に追い求めるのは ただリンガに突き動かされただけのこと リンガがなければ女体など無いに等しい 全てはリンガによって生ずる 少年たちの欲情を嘲笑う女たちも 輪廻…