男だからあなたを好きになったわけじゃない
時が経てば忘れられるならば それは運命の人じゃない 時空の津波にも地震にも揺らされない 魂の核であなたを思っている 猫が2匹並んでいてもそれが 友達か夫婦なのかわからない まさにそのようにして…
水色の詩集時が経てば忘れられるならば それは運命の人じゃない 時空の津波にも地震にも揺らされない 魂の核であなたを思っている 猫が2匹並んでいてもそれが 友達か夫婦なのかわからない まさにそのようにして…
水色の詩集あなたに好きと言う度に 思いは雪のように降り積もった 言葉にすればするほど消えない思いが 永遠に凍りつくように時を照らした あなたに好きと言われる度に 尊い宝石に触れたような気がした ひとつひとつの好きとい…
水色の詩集ぼくがあなたに好きだと言ってしまえば ぼくは罪人になってしまうから 世界はぼくを罰しに来るだろう 世界はやがてぼくを殺すだろう あまりにおそろしいその言葉を ぼくはあなたに告げずにいられなかった ぼくの思い…
水色の詩集幸せにはなれないという絶望が ぼくの魂の出発点だった それでもいいから生き抜く覚悟に 突き動かされるように人生は進んだ 人とは違うのに幸せになれるのだろうか 模索は続き傷は増えるばかりだった 人とは異なる世…
水色の詩集心の底の川にあなたが流れていて あなたを忘れることがないから 時が凍り付いたように動かない ぼくは自ら 時間を止めてしまった 1年経ったと世界は告げるだろう 10年経ったと暦は伝えるだろう それは瞬きよりも…
水色の詩集生まれた時から幸せになれないことが 運命として定まっているのなら 何度でも生まれ直せばいい この一生の中で何度も 産道を通り抜けることだけが 誕生だと誰が決めたのだろう ぼくたちは何度だって生…
水色の詩集例えば生まれた時から 自分は幸せにはなれないのだと 決まっていたとしたなら どう生きたらいい 例えばそれが自分のせいではなく ましてや他人のせいじゃなく ただ運命として定められていたなら どう…
水色の詩集男同士ならば手を繋ぐことすら おかしいと世界が言うから ぼくたちは小さな部屋の中で 隠れてキスをして心を揺らした 男と女ならば生殖器を舐めることすら 正しいと世界は居直るから 多いということに守られた醜い正…
水色の詩集この国なのかあの国なのかわからない 神様は島々に境界線を設けない この国の人もあの国の人も交わる どこにいるのか今、答えすらない ぼくたちは国境に浮かぶ青い孤島 男ではなく女でもなかった ぼく…
水色の詩集もしもぼくが女だったなら あなたに好かれても嬉しくなかった ぼくの肉体が好きなのか 心が好きなのか わからなくなるから あなたは女の肉体を求めるのに ぼくに好きだと言ってくれた それはあなたがぼくの魂に触れ…