根源の愛 〜ぼくはぼくを抱きしめて歩いた〜
あなたを抱きしめて歩き出せば 腕の中のあなたはぼく自身だった ぼくはあなたを抱きしめたつもりで 遠い昔のぼくを慈しんでいたんだ あなたにとって世界のすべては新しく 階段の音も 犬の鳴き声も 春…
あなたを抱きしめて歩き出せば 腕の中のあなたはぼく自身だった ぼくはあなたを抱きしめたつもりで 遠い昔のぼくを慈しんでいたんだ あなたにとって世界のすべては新しく 階段の音も 犬の鳴き声も 春…
叶わない恋に魂を滅ぼされた者たちへ。 ゲイがノンケに恋をすることは、人がどうせ死ぬのに生きることと似ている ・人間はいつか死ぬのになぜ生きるのだろうか 人間はいつか死ぬのに生きている。それはぼくが幼い頃から…
地図のないぼくたちには、ただ魂の呼ぶ声だけが道しるべだった。 大学時代、ノンケの彼とゲイのぼくは会うたびにキスするようになった ・ノンケとゲイが結ばれるための地図はこの世にない 大学時代、ぼくは同級生の男の…
言葉にしたら消えてしまう儚い春のような日々が、この世にはある。 ノンケの彼とゲイのぼくは、どんなに好きだと抱きしめ合っても恋人同士にはなれなかった ・大学時代、ぼくは好きなノンケと「好き」と言って抱きしめ合…
矛盾の中でこそ、生命は光り輝く。 ノンケの親友と愛し合いながら、彼は同性愛と異性愛の狭間で不安定にもがき苦しんでいた ・ノンケの親友と「好きだよ」と言って抱きしめ合える矛盾の海 大学時代、片思いしていたノン…
この人生で好きな人に好きだと言ってもらえるなんて、思いもよらなかったよ。 両思いに!大好きなノンケの親友に告白したら毎日「好きだよ」と抱きしめてくれるようになった ・ぼくは初恋で、好きな人には好きと言われな…
嫉妬深いぼくは、いつも彼を困らせた。 大学時代、片思いしているノンケの親友の幸せはぼくの地獄となることを知った ・大学時代、ぼくは同級生の男の子に片思いしていた 人は同じ過ちを何度も繰り返す。それが本能に根…
強く願えば叶うだなんて 悲しいことを言わないでください 努力すれば夢は叶うなんて 幼い子供に教えないでください どうにもならないこともこの世にはあると 知らないままに大人になったのね どうにか…
好きな人に好きだと言われない運命でも生きようと思った。 好きな人に好きと言われない運命!ゲイのぼくは日常生活で普通の恋愛ができないことを悟った ・ゲイとノンケは決して結ばれることのない運命 ぼくが初めて人を…
あなたがこの世に生きていることを 誰も褒めてはくれないけれど ぼくはあなたのことを知っている 今生きているのが奇跡だっていうこと 苦しみの海をよく生き抜いたね 降り注ぐ罪を全身で受け止めて そ…