創造すれば創造するほどに
新たな創造が生まれ出す
創造と創造は互いに高め合い
やがては無限へと飛び立ってゆく
なにひとつ愛することなしに
この世を生き抜いていこう
誰ひとりとして絆を持たずに
はるかなる海へと旅立とう
かけがえのない孤独が
この心の中に横たわる
他の誰とも似ていない悲しみの
色をまといながら歩いていける
天への通路は開通する
流れる水に触れたとき
美しい音楽をまとうとき
ゆるされない愛を知るとき
どうしてこんなに疼くのだろう
ひとつの傷を抱きしめて
果てのない旅路を急ぐ
何かを語るあてもなく
本当は愛することが
すべてだと知っている
愛するからこそ孤独になった
ぼくたちはひとりを知った
そして創造は始められる
自分自身に鏡を与えるため
ぼくはもう孤独じゃない
美しい裸体を魂にささぐ