君の果実
もっと触ってよ ぼくの果実を 君にしか触らせない 大好きだよずっと 君の肌に触れただけで 秘密の果実は潤うのに 君に触られでもしたら すぐに滴らせてしまいそう 君が初めて触るんだよ とても優しく撫でるから …
もっと触ってよ ぼくの果実を 君にしか触らせない 大好きだよずっと 君の肌に触れただけで 秘密の果実は潤うのに 君に触られでもしたら すぐに滴らせてしまいそう 君が初めて触るんだよ とても優しく撫でるから …
幸福は他でもない ぼくの果実の中にある 出したいのに出せない若さの中に 嬉しさと力が込み上げる 放ってしまった快楽に 誰もが夢中になっている 宿すものを保つ中にある もどかしい夢を退けながら …
青色の衣ひとつだけをまとい 新しい水へと足を浸そう 神聖な熱を創り出した後には 自らの手でそれをこわして 美しいものほど この世にのこることはない 真理の光ほど 遠ざかり見えなくなるから ぼくは自らを旅立た…