碧色の輪廻
いつも目の前の碧が新しく映る ここは琉球諸島の涙の島 何度見ても新しい海原の夢 ぼくは生まれ変わっていく 憶えることも忘れることも ぼくの思いの中にない 残ることも消えることも 誰の思いの風の…
水色の詩集いつも目の前の碧が新しく映る ここは琉球諸島の涙の島 何度見ても新しい海原の夢 ぼくは生まれ変わっていく 憶えることも忘れることも ぼくの思いの中にない 残ることも消えることも 誰の思いの風の…
水色の詩集ぼくはあなたの異分子 あなたの細胞からできている あなたが密かに願い続けていたことが 引き継がれて夢は花開く あなたは恐れを抱くけれど あなたは違和を唱えるけれど すべてはあなたの欠片が担った…
水色の詩集祓いたまへ 本当に大切で必要なもの以外の 穢れをそぎ落とし新しい世界へ 加えることではなく喪失の救いへ 篭りたまへ 身について離れない余計な穢れが 新たに付着しない神聖な海 やがてとかされる果…
水色の詩集大切なものは世界にひとつだけがいい 大切なものをたくさん手に入れたいと 欲を出して集めて並べたばかりに 大切なものは大切じゃなくなる こちらの方が美しいとか あちらの方が奥深いとか そちらの方…
水色の詩集生まれくる国が違えば 出会えない人もある 生きていく時代が違えば 巡り会えない人もある いかようにもすれ違わない縁 ぼくたちは触れ合えない わかりあえても交わせない縁 ぼくたちは語り合えない …
水色の詩集創造をしてください 出会えるはずのないものと 巡り会うための幻の岸辺へ はるかぼくを運んでください 維持をしてください 変わりゆくはずの浮世の 時をすべて凍りつかせたような ありえない次元へい…
水色の詩集あなたの肌についた傷の痛みは ただひとりあなただけのもの ぼくをあなたからのけ者にする ただあなただけのもの あなたの傷の痛みを感じる 肌をぼくは欲しくなる どんなに思い合っていても 違う痛みをまといたくな…
水色の詩集同じでなければならないことが どうしてこんなに多いのでしょうか 似ていなければ笑われるおそれが どこまで人を巻き込むでしょうか わたしたちは人間 どうしようもない人間 同じことばかりね 似ているところばかり…
水色の詩集あなたの肌を傷つけても ぼくは何も感じない ぼくにとってはそれが 不思議で仕方がない どうしてぼくも一緒に 痛みを感じないのだろう どうしてあなただけが 痛いと泣くのだろう あなたの肌はただ …
水色の詩集旅立ちの日の心を 人はすぐ忘れてしまう 旅立ちの日の光を つかもうとして逃してしまう どこにでもあふれていたものを 手放しながら命は進む いつにでも触れられたものを 通り抜けて先を急ぐ 時は濁…