勉三さんに美人の彼女がいるなんて!!!!!
キテレツ大百科の勉三さんから学ぶ!ブサイクな男性でも諦めずに美人の彼女を作る方法
目次
・1度見たら忘れられないインパクトを持つ「キテレツ大百科」の勉三さん
ぼくが幼い頃「キテレツ大百科」という藤子・F・不二雄原作のアニメが放送されていた。ドラえもんに似ている感じでキャラクターも可愛く物語も面白かったのでよく見ていたが、すぐに最終回になって終わってしまった記憶がある。キテレツが作ったコロ助という侍風のカラクリロボットが特に可愛くていい味を出していた。
しかしぼくが最も印象に残っていて今でも忘れられない「キテレツ大百科」の中のキャラクターは、独特の存在感を放っていたグルグルメガネの「勉三さん」である。勉三さんはキテレツの家の隣に住んでいる浪人生で、いつも学ランを着ている、山形県出身で特徴的なズーズー弁を喋るモッサリとした25歳男性である。勉三さんはなんと6浪して大学受験に合格し、高尾大学経済学部に通っているという。声はスネ夫と同じ肝付兼太さんなので親近感がわいていた。
なんかわからないけれどあの独特の風貌や喋り方や人となりが子供の頃のぼくにはものすごく印象的で、一度見たら忘れらなれない不思議な存在である。
・勉三さんに美人の彼女がいるというのは本当か?
勉三さんのプロフィールで最も衝撃的なのは、勉三さんに美人の友紀(ゆき)さんという恋人がいることだ!とても失礼なことだが勉三さんを一目見た限りでは、とても彼女がいそうな風貌には見えない。一体どうして勉三さんには美人の彼女がいるのだろうか。一目見ただけではわからない何かものすごい魅力を、勉三さんは隠し持っているのだろうか。
その理由は第2話「サクラ散ル勉三さん」で明かされている。タイトルからしてなんとも縁起の悪い雰囲気が漂ってくるが、その逆にこの第2話で勉三さんは美人の彼女をゲットする経緯が示されている。
・第2話「サクラ散ル勉三さん」で勉三さんに美人の彼女ができた経緯
主人公のキテレツは草むらで泣きながらひどく落ち込んでいる勉三さんを発見する。キテレツは勉三さんがまた受験に落ちて落ち込んでいるのだろうと勘違いし「受験に落ちたくらいでヤケを起こしちゃダメだよ!来年もあるんだから!」と励ますと、実はそうではなく、女性にフラれてしまったことに嘆いているのだった。
勉三さんはいつも電車で見かける美人の女性(友紀さん)に思いを寄せていて、なんとか友達になろうと後をついていき、ストーカーのようになってしまい怖がって逃げられてしまう。次に花をプレゼントしようとしたが、どうやって渡したらいいかわからずに家の中へ花の植木鉢を投げ込んで怒られてしまう。その次にはラブレターを書いて、友達になってもいいという返事をもらったものの、優しさのつもりでその返事の誤字脱字を訂正して採点までして返すとまた怒られてしまったというのだった。
いや勉三さん好きな女性から怒られすぎやろ!ていうかそら怒られるわって思うことばっかりで笑ってしまう。
友紀さんが勉三さんを必ず好きになれるようにキテレツは「羅部身膏(らぶみこう)」という発明品を生み出してあげる。この羅部身膏を湿布のようにして勉三さんの背中にはると、勉三さんは絶対に女性に好かれるのだという。その狙い通りに彼女は勉三さんのことを大好きになってメロメロになってしまうが、その様子を見て勉三さんは違和感を感じ、羅部身膏をキテレツに返す。
「こんなもので人の心を操るなんていやだ!ぼくはありのままのぼくでいきたい!それがダメなら潔く諦めるしかないさ。」とキテレツに告げると、それを後ろで聞いていた友紀さんが「お話聞いていました。あなたってとっても男らしい方だったんですね。ぜひ私とおつきあいしてください。」とまさかの逆告白を受けて、勉三さんと友紀さんはめでたく付き合うことになったのだった。
・勉三さんから学ぶ、ブサイクな人でも美人の彼女を作る方法
この勉三さんのストーリーは、たとえイケメンでなくても中身が誠実であればちゃんと彼女ができるということを表現していて希望が持てる。しかしこれはアニメだからこんなにうまくいくのだろうか。現実の世界では、ブサイクで不器用だと彼女なんかできないのだろうか。
ぼくがこの文章を書いていて思い出したのは高校時代、決してイケメンではない友達に彼女ができたことだ。彼が彼女と一緒に帰るのを目撃した高校の先生は授業の中で「あのカップルを見て俺は希望を持てた!あんな顔でも彼女ができるなら、俺でも頑張って彼女を作ろうと思える!」とめちゃくちゃ失礼な物言いをしつつ、その先生はものすごく心励まされていた。
言うまでもないことだが、このようにブサイクな男性でも彼女ができる可能性はもちろん十分にあり、その事実はその他のブサイクな男性たちを大いに励ますような傾向にあるらしい。そのためには勉三さんのように卑怯なことをせず、真面目で誠実であることが重要なようだ。また勉三さんのように諦めず、一途に、フラれてもフラれても積極的にアタックしていく根性と勇気が必要なのかもしれない。少なくとも自分はブサイクだからとか、もっさりしているからとか、浪人生で地位も名誉のないからとか、自分に自信が持てないからといって女性にアタックする前から諦めてしまうようでは、勉三さんのように彼女を作ることはできないのかもしれない。
・勉三さんに彼女ができた5つの理由
勉三さんに彼女ができた理由をまとめると次のようになる。
1.卑怯なことを嫌う真面目で誠実な人柄
2.どんなにフラれても諦めずに積極的にアタックする根性と勇気
3.ひとりの人をひたすらに追い求める純粋さと一途さ
4.ブサイクやもっさりしていると自分を卑下しない
5.浪人生で地位や名誉や富がないことを言い訳にしない
これを参考にすると、勉三さんみたいな人でも美人の彼女ができるかもね!