
どれだけ大地に水を撒いても
すぐ渇き切るトルファンのように
どんなに愛を注ぎ込まれても
いつかはあなたを傷付けていた
わたしは愚かな砂漠だった
見知らぬ異国の砂漠だった
幸せになれない定めを抱きながら
ただ生き残ることだけを願った
裏切られた愛を歌いながら
変えられない運命を嘆きながら
生き抜くことにあまりに必死で
あなたの幸せを願うことを忘れた
火の国に眠る炎のような魂が
地下水脈を求めて彷徨い歩くように
いつまでもあなたに辿り着かない
永遠にあなたに辿り着かない
あなたの果実の熱と脈動を知りながら
あなたの液体の色を見なかったように
叶わなかった春は光を生み続ける
終わることのない夏が輝き始める









