悪魔〜思い出させてあげよう〜
悲しいことを思い出さずにいられるのは あなたが自分を匿っているから 思い出させてあげよう 今までの悲しみを余すことなく 自分の罪を思い出さずにいられるのは あなたが自分をこの世で生かすため 思い出させてあげ…
悲しいことを思い出さずにいられるのは あなたが自分を匿っているから 思い出させてあげよう 今までの悲しみを余すことなく 自分の罪を思い出さずにいられるのは あなたが自分をこの世で生かすため 思い出させてあげ…
縦の糸はあなた 横の糸はわたし 「糸」に隠された意外な意味とは?!中島みゆき自身が語った名曲「糸」の歌詞の意味を徹底解説 ・誰もが知っている名曲となった糸 中島みゆきの「糸」は、今となってはカラオケのランキ…
青い液体はつくられる まるで永遠をともなうように そしてぼくたちは誤る 若さも青い永遠をまとっているのだと どれほどに放っても とめどなく生まれ出づる青い液体 何度終わっても 潤いを繰り返す甘い果実 君は知…
ぼくの話す声がある ぼくの笑う声がある ぼくの歌う声がある そのどれとも違う声を君は聞く 君のささやく声がある 君の尋ねる声がある 君の告げる声がある そのどれとも異なる声をぼくは聞く 果実をそっと触られた…
子猫とぼく A.M.3:00。 闇の中から聞こえてきた。 生きる淋しさを告げる鳴き声。 夜の闇をひたすらに引き裂いてた。 孤独を孤独と名付ける術を知らないという孤独の泣き声。 幼い生き物の声はどれも甲高い。…
この記事のタイトルの中島みゆきは「時代」と「糸」だけじゃない!というのは、彼女が2016年に発売した実に20年ぶりのベストアルバム中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』のキャッチコピーである。 「前…
君は問う ぼくは問われる わかりきった果実の名を そしてふたりはよろこび合う わかりきったことを聞かれて わかりきったことを口にすることが 魔法のようにぼくを 衣をはがすよりも裸体にする ぼくだけが裸になっ…
北の大地を照らす薄暗い光も 碧い王国に照りつける黄色い光も どれもみな同じ恒星からの光 ひとつも違(たが)わずに等しい光 北の大地に寄りかかる灰色の海も 南の島々を取り囲む宝石の海も どれもみなつながり合う…
雪の降る音をわすれていました はるか彼方の碧い国に住んでいたから すべての分子が動くのをやめ 時が氷の中へと帰りゆきます ふたつの果実を白い雪がつつみ 永久の眠りについたころ やがて訪れる春の光だけをたより…
風の姿に手をのばせば そこは風の始まり 始発の列車に乗り込んで 新しい景色が始まっていく 走り始めた理由を 誰もが知らないのに止められない 真空の銀河を駆けるように 迷いのないまなざしが線路をよぎる &nb…