ぼくたちの宿題
夏休みが通り過ぎても 永遠に終わることのない宿題 学校を卒業した後でも 注ぎ込む解き明かすべき難題 誰もが持っている自分だけの問いかけを 他の誰も見抜くことができない なぜ自分だけが悲しいのだろうと 誰もが…
夏休みが通り過ぎても 永遠に終わることのない宿題 学校を卒業した後でも 注ぎ込む解き明かすべき難題 誰もが持っている自分だけの問いかけを 他の誰も見抜くことができない なぜ自分だけが悲しいのだろうと 誰もが…
黒い人は恐ろしい 黒い人は怪しい 物を盗むかもしれない 人を食べるかもしれない 白い人は恐ろしい 白い人は怪しい ぼくたちを支配するかもしれない 皆殺しにするかもしれない どんなに日の光を浴びても ぼくは黒…
海から生まれて来たはずなのに ぼくたちは海の中では生きられない 古代のように生きたいと願えば願うほど ただ泡のように深海へと消えてゆく かけがえのないことと 共に生きられることは違う 求め合う…
普通を脱ぎ捨てても 辿り着きたい国はどこですか 常識をふり払ってでも 叶えるべき願いは何ですか 迷っているくらいならまだ足りない 恐れているだけならば覚束ない 知らず知らずのうちに外れゆく軌道 まるではじめ…
この一生の中であなたを 裏切らない者はない ずっと一緒にいようと誓っても 必ずあなたを立ち去っていく 愛だと言えば留まるだろうか 血縁ならば思い直すだろうか 縁の嵐は浮世に吹きすさび たかが死によってぼくた…
島の空は移ろいやすいものですから 今でなければならないと急ぎません たとえ今は彼方の島に渡れなくても いつか渡るための幻がわたしの中に残される 人の心は移ろいやすいものですから あなたに辿りつき得ぬことを恐…
誰かといなければさみしいと泣くのは 人々が生き方を間違ってきた証し ぼくはたったひとり深い雪の中でも かけがえのない誰かといる 誰かと結ばれなければならないと 追い求める過ちをぼくに重ねないで もう何も信じ…
この世にはいくつもの肉体がある あなたの求める女の肉体は無数にある だからあなたがぼくを失ったとしても 代わりなどいくらでもあると立ち直れただろう ぼくにとってあなたはたったひとりだった かけがえのない無二…
一生分愛したのだから もう誰も愛さなくていい あなたに好きと告げられた後で ぼくはもう二度と欠乏しない 生殖器に支配されたぼくたちは 1人では物足りないと世を憂う 半分に欠けてしまった生命の果実を もう一方…
大人は何でも知っていると思ってた だから絶対に守ってくれると思ってた けれどぼくは何も言わなかった 何も言わないと大人は何ひとつ知らなかった お父さんも助けてくれなかった お母さんも助けてくれなかった ぼく…