あなたへと繋がる通路を探している
もう二度と会えないことはわかっている
それでもあなたとぼくが生きている限り
決してこの世から消えない通り道
どれを選べばあなたへと辿り着くのだろう
そればかり考えて時は流れた
地図も学問も誰一人として
あなたへと通じる運命を教えなかった
数限りない選択肢の中で
どれが正しくてどれが間違いなのか
答えなんてどこにもないから
ただ信じた日々を進むしかなかった
ぼくが幸せになるための道は
ぼくの直感が指し示す方角にしかない
これまでの何もかもを捨て去っても
導かれる旅路へと深く沈んだ
ぼくの魂を救い出す方法を
他人は何ひとつ知らないから
ぼくの魂を救い出すことができるのは
他でもないぼくしかいないから
内なる運命の羅針盤に従って
燃え盛るように生き抜いた先には
美しい風景や財宝が眠っていた
けれどそこにあなたはいなかった
ひとつひとつ運命の扉を開いていく
世界の秘密を手繰り寄せるように
いつだってまた何もかもを捨ててもいい
巡り会いたいのはただ あなただけ
この一生はまだ 終わっていない