ロシヤの海へ問ふ
向こうに見えるのはロシヤだらうか どこからどこまでロシヤだらうか なにからなにまでロシヤだらうか 果てから果てまでロシヤだらうか 厚い外套を脱ぎ捨てたその先に わたしとロシヤの近隣があった 外套といふ一枚の…

向こうに見えるのはロシヤだらうか どこからどこまでロシヤだらうか なにからなにまでロシヤだらうか 果てから果てまでロシヤだらうか 厚い外套を脱ぎ捨てたその先に わたしとロシヤの近隣があった 外套といふ一枚の…

“燃えるような疑いは ぼくが誠実に生きなかった証し 恥じなさい疑いを 他人も自分と同じように 裏切ると思い込む気持ちを” 疑いの深遠なるその瞳に救いを ・もうひとりのあなたがいる ・もうひとりの自分がいる …

ひとつひとつは小さな謎 小さな謎が世界中に散らばる けれどすべては繋がっている 小さな謎も繋がってゆく 小さな謎は繋がり合い 偉大なひとつとなるのではなく 連なり合い重なり合い 広い秘密の世界を紡ぐ 海のよ…

ロシヤの冬は寒いだらうか ひとつの軌道を抱きしめて どこまでも広がる雪原に 消え果ててしまいはしないだらうか なぜこの足は赴くのだらう 碧い王国しか知らないこの精神を まるで落とした冬を拾わせるようにして …

忘却に慈しみをあげよう ・記憶と忘却 ・記憶だけが尊ばれている浮世 ・忘却が蔑ろにされている ・果たして忘却は本当に悪か ・忘却に慈しみをあげよう ・記憶と忘却 ぼくたちには生きていく上で、欠かせない重要な…

自分自身の昔の言葉が あまりに美しく胸に響くから まるで誰か知らない人が 書いた言葉に思われる夜 嘆かなくていい うつむかなくていい いつしかこのぼくの心も 過去へと流れ込むだろう 過去とは美しいイマの別名…

言葉を覚えた人間たちが、自らの死を知り、死を恐れ隠し退けてしまったことなど無視して、動物たちは生と死をすぐそばに横たえながら、無意識の炎の中を走っている。 &nbs…

どんな時も届いてくる ”未来の故郷”から… 中島みゆき「異国」で故郷を見出せずに彷徨っていた女は「麦の唄」で未来の故郷を見出し心を救済される ・ぼくの好きな「麦の唄」の一節 NHKの朝ドラ「マッサン」の主題…

すべての創造物は 大いなるものの啓示 どこまでも深遠なる思いが この腕にまとわりついて離れない すべての生命は 大いなるものの化身 とめどなくあふれる青い熱に うなされながら悟りは開くよ 人間だけが言葉を持…

なにも与えられなくても 与えていたときのことを 思い出しなさい 光の中で なにかを与えられなければ 与えることをやめてしまった 悲しい姿を思い知りなさい 緑の鏡面で ただ与えていたときには 言葉は美しい詩を…