生き残った少年の万能感を尊く思い育んでこそ生命の幸福は訪れるだろう
何でもできると思う間があって…。 生き残った少年の万能感を尊く思い育んでこそ生命の幸福は訪れるだろう ・中島みゆき「一生と一日」 一生は短い 何かできないかと思う間があって 何でもできると思う間があって 何…
何でもできると思う間があって…。 生き残った少年の万能感を尊く思い育んでこそ生命の幸福は訪れるだろう ・中島みゆき「一生と一日」 一生は短い 何かできないかと思う間があって 何でもできると思う間があって 何…
少年のぼくは、燃え盛る炎の中に手を入れた。 炎の中に手を入れた少年のように、ぼくたちは最も恐ろしい異国へと飛翔する ・火に決して触ってはならない 火は危ない。火に近づいてはいけないし、火に触ってはいけない。…
あなたの根源には 何があるのかと問われたならば ぼくは炎と答えるだろう いつからか自らの核に 燃えさかる紅い熱を感じていた そしてそれを必死に冷やすかのように ぼくは青色を好きになった 人が何…
炎の中に手を入れる少年のように たとえ肉体を滅ぼされても 世界へと対峙するPassionを持ちたい ぼくたちはまだ おそれを知らずにいる 恐ろしいものも 危ないものも 美しいものも 尊いものも…
パワフル パワフル パワフル全開 なぁみさえ! クレヨンしんちゃんの「オラはにんきもの」が指し示す絶対的万能感を持つ少年とその幸福について ・ぼくはクレヨンしんちゃんの主題歌「オラはにんきもの」が大好き ぼ…
この世の中を貪りたい この生命を怒りで貫きたい ぼくは果てしなく愚かになりたい 三毒に迷い込みながらすべてを終えたい 異国の穢れを取り祓われよ 祖国の清流で魂を洗い流して 何が祖国に属するもの…
ぼくたちは果実を祝福しよう 果実を満たす肉体が嬉しい 果実が生み出す青さの無限が愛しい ぼくたちは果実の春に支配される 森の奥深くの秘密の泉のほとりに 少年はその肉体を横たえる 衣を失くしたま…
春が訪れれば分かるでしょう ぼくたちの青い液体の意味に 冬の間は停滞し眠るでしょう やがて来る解き放つ瞬間を夢見て 無限に生み出されるからとて 時には留まる季節もある 押し寄せる激流のような快…
ゆるされないものが照らされるとき わたしは静寂の青さを知る 鳴り止まぬ海鳴りは記憶から訪れる音楽 わたしがわたしになる前の異国 さぁ立ち上がって時間がないの 銀河が焼け堕ちる声が聞こえる 遍く…
88の巡礼がぼくに与えたものは 濃厚な青い液体と少年の果実 口を閉じることも忘れてしまうような あの暗黒に飛び散る青を覚えている 若さゆえに蓄えられない果実に 導かれながら少年は旅を燃やす 若…