みんなと同じように生きなくてもいいですか

生まれながらの運命を
どのようにして打ち砕こうか
少年は見果てぬ夢を見て
幾度となく無様に転落した

生きることは悪夢だと繰り返して
他人さえ顧みる時を失くした
ただ自らと今だけを見つめて
炎のように生きることを選んだ

みんなと同じように生きなければ
この世を生きられないと聞かされた
みんなと同じように生まれつかなかった
運命の鏡は世界をどのように照らすだろう

分かり合えると期待しても
最後には誰もが分かり合えなかった
あらゆる異なる人間の中で一体
この世で誰と心を分かち合えるというのだろう

さみしいと解き放ちそうになる口に
力を込めて気持ちを封印する
みんなと同じように生きなくてもいいですか
たとえこの身が尽く滅ぼされようとも