わたしの根源に燃えているものがあるから
わたしは決してひとつにはなれない
無限に分裂しながらあらゆる色彩を繰り出し
透明になっていつか天空を舞うの
ゆるされない愛があるのなら
過ちさえ恐れずに突き進んだ
定められた運命があるのなら
破壊するために命さえ要らなかった
従いなさいと渦巻く声のする国の中で
従うものかと焼き尽くす声が聞こえる
大人しく操られなさいと命じる嵐の中で
わたしは孤独に海原へと直面する
死ぬことを恐れていては
いつまでもたどり着けない島があった
傷つくことを避けていては
きっと永遠に交わすことのできない言葉があった
尊い美しさの移り変わるオパアルのように
あなたの言葉は無限の意味を宿していた
決してひとつの色に裁かれない愛を抱きしめて
わたしたちは常世を照らす孤島となるむ