久不相見、長毋相忘

(この記事には広告が含まれる場合があります)

 

「長い間会えなくなるけれど
どうかいつまでも忘れないで」
本当は言いたかったけれど
言えなかった言葉が古代から吹き付ける

「長い間会えなくなるけれど
どうかいつまでも忘れないで」
あなたもそう思ってくれていただろうか
それとも忘れてしまいたかったの

同じ果実を持った少年たちが
戸惑いながらも愛し合った日々は
あなたにとって消し去りたい過去だろうか
誰にも言わない秘密の宝石だろうか

愛してはならないと知りながらも
どうしようもなく愛し合った純粋な炎は
愛してもいいと許されている世界よりも
遥かに美しく光り輝いて見えた

果実を持たない肉体を抱く度に
あなたはぼくを忘れていっただろうか
果実を持たない肉体を知る度に
あなたはぼくを思い出しただろうか

異なる肉体に青い液体を注ぎ込むために
この世に生まれてきたあなたにとって
ぼくの果実は無意味だったのかもしれない
もしくは特別だったのかもしれない

ぼくを忘れてとも憶えてとも言えなかった
ただあなたがいないと生きてはいけないと
あなたの腕の中で泣きながら眠った
あなたは頷きぼくをいつまでも抱きしめた

 

 

にほんブログ村 セクマイ・嗜好ブログ 同性愛・ゲイ(ノンアダルト)へ