炎の旅

 

 

炎の中に手を入れる少年のように
たとえ肉体を滅ぼされても
世界へと対峙するPassionを持ちたい
ぼくたちはまだ おそれを知らずにいる

恐ろしいものも
危ないものも
美しいものも
尊いものも

少年の瞳にはすべてが同じに映る
分別のつかない水色の魂が
はるかなる真理を迎えて
とこしえの鏡は去来する

あらゆるものが混ざり合った
宇宙の混沌へと肉体を捧げて
森羅万象をまさぐった指で
ぼくはもう一度世界を変えたい

何が恐ろしいのか 何が危ないのか
何が美しいのか 何が尊いのか
説明できることを成熟というけれど
それでもぼくはおそれを選ぶだろう

自らが最もおそろしいものへと
旅立つための飛翔を夢見て
荒々しい魂は躍動する
誰にも止められない少年の野生

傷つくためにこそ異国の歌を歌おう
滅びるためにこそはるかなる飛翔を告げよう
ゆるされないものほど美しい
ぼくたちは今 燃えさかる炎に沈む

 

 

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