比類なき悲しみを握りしめ
大いなる運命を打ち砕け
比類なき絶望を抱きしめて
かつてない救済を生み出せ
あらゆる救いの古い物語も
ぼくのために作られたものではなかった
どんな魔除けもまじないの言葉も
ぼくの魂を案じてはくれなかった
他人によって生み出されたものに
もはやすがりつき生きることはできない
ぼく以上にぼくを愛する人が
この世にいるはずもないのだから
いつか救いは向こうからやって来ると
夢見てひたすらに泣いた日々もあった
どうして訪れを信じられたのだろう
本当に信仰できるのはこの感性だけ
ぼくは美しい創造を生きる限り続けよう
それはただあなたを護り抜くため
あなた以上にあなたを愛する人が
この世にいるはずもないのだから