涙なしには聞けない!浜崎あゆみが自身のお父さんに向けて書いたと言われる4つの名曲
目次
・浜崎あゆみが自身の父親に向けて書いたと言われている歌
浜崎あゆみの父親は彼女が幼い頃に家を出て行ったと、浜崎あゆみのオールナイトニッポンで語っていた。そんな彼女が父親について書いたと言われている感動的な歌がいくつかあるので、ここで紹介したいと思う。
・teddy bear「隣にいるはずのあなたの姿と引き換えに」
目覚めたわたしの枕元
大きなクマのぬいぐるみ いました
隣にいるはずのあなたの
姿と引き換えにあなたは昔言いました
目覚めれば枕元には素敵な
プレゼントが置いてあるよと
髪をなでながら
(この記事は著作権法第32条1項に則った適法な歌詞の引用をしていることを確認済みです。)
3rdアルバム「Duty」の10曲目に収録されている「teddy bear」は、ピアノの音と彼女の切ない歌だけが響き渡る名曲。目覚めたら枕元には素敵なプレゼントが置いてあるよとあなたに言われ、嬉しくて仕方な今ま眠りについたけれど、目覚めたら大きなクマのぬいぐるみの代わりに、隣にいるはずのあなたの姿が消えていたという切ない内容の歌詞。これは幼い頃に離婚して出ていったお父さんの思い出を歌詞にしているとされる。
・Memorial address「もう二度と会えない場所へ行ったのね」
胸騒ぎと共に眠りについた夜更け
とても悲しい夢を見ていたのを覚えてる
その朝 予感は沈黙を破るように
鳴り出した電話で現実のものとなった心に消えない傷跡を残したまま
あなたはひとり星になったさよならね もう二度と 会えない場所へ行ったのね
永遠の別れの冷たさを受け止められずに
聞かせてほしかった嘘で構わないから
わたしはあなたに確かに愛されてたってたった一度でいいから…
1stミニアルバム「Memorial address」の表題曲。「Memorial address」の意味は”追悼の意”。誰かが死んでしまったことが明白な歌詞の内容。しかし大切な人であるにもかかわらず「愛している」と言われることはなかったという複雑な関係が伺える。この歌詞は、父親の逝去を歌詞にしたものだと言われている。ジャケット写真に写っている鏡の上の「0630」という数字は、父親の命日という噂も。
愛する人の「死」という悲しみを見事に美しい歌詞として昇華し、歌の最初はまるで凍えるように囁くように、曲の最後は感情的に激しく歌い上げるその表現力に圧倒される。
・July 1st「昨日流した涙の痛み」
明日晴れたらあの海へ行こう
昨日流した涙の痛みを 優しさに変えて
浜崎あゆみの夏歌の代表曲。3曲A面シングル「H」は2002年唯一のミリオン曲となった。明るく楽しいだけの歌に聞こえるが、もしも「0630(6月30日)」がお父さんの命日だったとしたら、この「July 1st(7月1日)」の”昨日流した涙の痛み”という歌詞に秘められているのは、父親の死に対する痛切な悲しみなのかもしれないとも推測できる。
・Part of Me「ひとつの命分け合って生きていた」
時々ぼくは思うんだ
ぼくらは生まれるずっと前
ひとつの命分け合って
生きていたんじゃないかってだって体が離れても
心はいつもすぐそばに感じるいつだって いつだって 聞こえているよ
ぼくの名を ぼくの名を 呼ぶ声
どうかもう 泣かないで 君の思いは
伝わっているからある時ぼくは知ったんだ
別々に生まれたぼくらは
だから自分を不完全に
感じてしまうんだろうって同じ幸せを願い
だから同じ傷を心に刻む
ぼくが思うに浜崎あゆみの最高の名曲!!!!!輪廻転生の世界観と魂の切ない巡り合いを美しい旋律とともに見事に歌い上げている。「A BEST2 BLACK」の最後に収録されていて、ベストアルバムなのにこれだけは新曲で何か深い意味があるのかと勘ぐってしまう。
実は「Part of Me」が終わった後にはシークレットトラックとして「Memorial address」が収録されている。「Part of Me」のMが大文字なのが、実はこの曲の本当のタイトルが「Part of Memorial address」ではないかと言われている。さらに「A BEST2」はBLACKとWHITEの2枚同時発売であり、この白黒はお葬式の幕を表現しているのかもしれないと言われる。浜崎あゆみの曲って、奥が深い!!!