根・源・流
ぼくの根源には死がある 死が生という水の中に沈んでいる 生の水を費やすための遊びを あなたならどのように働かせる ぼくたちは根源へ帰ってゆく 誰も皆同じように帰ってゆく 例外はゆるされないこと…
ぼくの根源には死がある 死が生という水の中に沈んでいる 生の水を費やすための遊びを あなたならどのように働かせる ぼくたちは根源へ帰ってゆく 誰も皆同じように帰ってゆく 例外はゆるされないこと…
燦々と青く輝くあの山々は 厳かな壁のようにぼくに立ちはだかるけれど 今ならわかるあの山脈は 新たなる旅への入り口だ ユーラシア大陸の東の端から西の端へ シベリヤの鉄道はぼくを運んだけれど 広い…
青色の衣をまとうのは ぼくがまだ生まれていない証 胎児のように時間を遡り ぼくはまだ何にでもなれる ぼくの正体を決め付けないで ぼくに名前をつけないで 「この世のものではありません」 ひとつの…
精霊たちの歌が聞こえる。 中島みゆきの樹木をテーマにした歌4「命の別名」 ・日本の宗教の源流 ・沖縄の何もない聖域は御嶽 ・奥深くに隠された本当に大切なもの ・中島みゆきの「命の別名」 ・御神体を守護する言…
のびゆく爪は ぼくがこの身に閉じ込めた樹木 意識とは別に伸び盛り ぼくに何も伝えない樹木 ぼくと樹木は絡みつく どこからどこまで絡みつく 自分の力で生きていると信じた 傲慢さが砕け落ちる 願わ…
ロシアの高尚な教え諭しが シベリア鉄道をゆくぼくの胸を貫いた 机の上にはトルストイの人生論 人々が幸福になるための道が記されている 立ちはだかる理性という人間性 白い人曰く動物と人間は大きく隔…
花を咲かせることを 誰にも教えられずに 木々は花で世界を彩りながら 生きることを眩ます 人を愛することを 誰にも導かれずに ぼくたちは寄り添い合い 生きることを忘れる はるか遠くの彼方から 聞…
赤い風船が虚空の中へ消えた つまずいたぼくは小さくなりゆくそれを いつまでもいつまでも見ていた 消えて見えなくなるまで見ていた 赤い風船はどこへ行くの 幼いぼくはおばあさまに尋ねる おばあさま…
何も持たなくてもここにいてもいいのだと 言ってくれる光はどこ このままではならぬと洗脳する悪魔が 浮世の人々の心を食い荒らしている 何の役に立たなくても生きていていいのだと ゆるされるための灯…
おじいさんの話聞くの楽しい。 武田鉄矢、瀬尾一三、宮崎駿!ぼくが最近ハマっているのはおじいさんたちのラジオを聞くこと ・武田鉄矢・今朝の三枚おろし 最近ぼくがハマっていることは、youtubeで武田鉄矢さん…