当たり前の夢

 

人が正しいと指し示す道なんて価値がない
ただ都合よく支配するために塗り固められた土
何も考えずに生きる者たちが操られていく街
普通には生きられない魂が孤独を描いていく

正しさに護られて恐れをすり抜けた
常識に匿われて利益を貪った
そんな卑怯な生き方はしたくはないと
孤独な巡礼の道は切り拓かれていく

本当に好きなものを好きだと認めるために
本当に美しいものを美しいと告げるために
そんな当たり前の夢を手に入れるために
これまでどれだけ傷付いてきたの

どうせまともには生きられないというのに
人間の形をしているのはなぜ
どうせ運命には抗えないというのに
人の心を失わぬままで走り出す

生まれながらに持っていた魂の色を
ぼくたちは忘れないまま燃やしていく
神聖な炎に包まれてこの世を去ろう
自分で自分を生まれ変わらせるために

 

 

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