ぼくたちはまた巡り会える
ぼくたちはまた巡り会える 途方もない命のモザイクの中で もう一度触れ合うことをゆるされる おそれることなく命を鳴らそう 見送る日々を誰もが辿る 美しい水の川の岸辺で たったひとりきり残されたと…
ぼくたちはまた巡り会える 途方もない命のモザイクの中で もう一度触れ合うことをゆるされる おそれることなく命を鳴らそう 見送る日々を誰もが辿る 美しい水の川の岸辺で たったひとりきり残されたと…
一緒にいて楽しい人や嬉しい人 愛しい人や会いたい人 触りたい人や抱かれたい人 共感できる人や語り合う人 そんな人々をさがしている暇はない 本当にぼくが出会うべき人は なぜかとても懐かしい人 理…
今まさに光の中にいるのか 影に包まれているのか わからなくなる木漏れ日 揺れる光と影の中にいたい 移り変わり続ける運命 とめどなく流される鼓動 その中にただ立ち尽くし 点滅する存在を捧げたい …
生きていくためだからと 蓄え続けた 見境もなく けれどやがて手放すべき時を知る 巡礼の旅に出かける運命を知る 蓄え続けて 蓄え続けて それをいつ使うべきかを人は知らない 最期の時にぴったりと器…
真実を知るために 時の流れを遡れ たったひとつの源流に 清らかな水の光をさがせ 命が海へと広がりゆけば 迷いも恐れも連なるだろう 戸惑いを急かせる声は震え 洗脳たちが濁りを選ばせるだろう 未来…
海へと駆け下りる階段を覚えている 青く光輝いていたのも束の間 やがては淡く薄い夢のように 彼方へと消えて行ってしまわないで 艶やかに咲き誇るコクリコの群れ 青空に映り込む教会の白さ 麗しい海と…