いつだって明日には
この世にはないかもしれないものたちと
ぼくたちは共に生きている
なにひとつ儚さを知らずに
明日もどうせ一緒にいられるだろうと
祈りにも似た思い込みを寄せて
憎みかける疎ましがる
愛しているのに愚かだと罵る
慈しむことをいつまでも
おぼえていられますように
生きることに慣れすぎて
見落とすだけの日々の中で
ぬちぬ ぐすうじ さびら
あなたが生きていることが嬉しい
ぬちぬ ぐすうじ さびら
共に生きていることに泣いてしまう
なぜあらゆるものを求めてしまうの
ここにあるいのちだけでいいのに
他になにを望むというの
曇りに満ちた眼(まなこ)を取り祓え