
永遠に涙を流す瞳はない
ぼくたちの涙はやがて乾くだろう
けれどもそれはただ時が経っただけのこと
悲しみの根源が癒やされたわけではなかった
笑いながら立っていられるぼくたちの現し身
本当は泣いていたことも忘れ去り
なぜ泣いていたのかも見失い
肉体と魂は暗い海溝を描いた
悲しみはひとりでになくならない
日にち薬を用いても消え去らない
時の濁流に悲しみを任せてしまえばいいなんて
そんな甘えた生き様をいつから選んでいたの
絶海の孤島に取り残された
あの少年が永遠に泣いているというのなら
彼の魂を救い出す旅に出ることだけが
ただひとつの生きる理由だった
真理と永劫の光が降り注ぐとき
ぼくたちの正体は明らかになるだろう
光に晒されたあなたを笑わせてあげたい
たとえこの身がことごとく滅び去っても










