楽園
ふたりにしか入ることのできない 秘密の鍵をねえ 他の誰にも渡さないでね 春の光そそがれる秘密の楽園に ねえ他の誰も 道を教えないでね 君をひとりじめしたいんじゃなくて この楽園を おかしな色で染めたくないん…
ふたりにしか入ることのできない 秘密の鍵をねえ 他の誰にも渡さないでね 春の光そそがれる秘密の楽園に ねえ他の誰も 道を教えないでね 君をひとりじめしたいんじゃなくて この楽園を おかしな色で染めたくないん…
青色の衣が揺れるように 旅のさなかで歌声を揺らそう 木漏れ日の揺れが風の姿を示すように 歌の揺れが心の風を起こすよ 光と影が入り混じる世界で ひとり安らかに坐する夢 樹木と水の清らかな聖域で 休息することこ…
1人で見える景色と 2人で見える景色は まったく違う 1人でいるときには 2人で見える景色を見失い 2人でいるときには 1人で見える景色を見失い 結局は何かを こぼれ落としながら 生きるしかない そのように…
ぼくたちだけの秘密 誰にも知られてはいけない それなのに幸福は 光の部屋の中で起こされた 触りあう果実が どちらもとけそうになって 少しでも強く握れば 砕けて落ちてしまいそう 君が誰にも見せない 果実の形を…
強く握られると 少しだけ痛かった 優しく撫でられると 声を止められなかった そんなところを撫でられると 気持ちいいことをはじめて知った 君もひとりの時にそうして 自分の果実を触るんだね 自分で触ることと 君…